埼玉県で注文住宅を建てるには 価格や費用の相場とおすすめメーカー


埼玉県でも人気の注文住宅とは

注文住宅というのは、すでに完成している分譲住宅等とは違い、注文した方がしたいように設計できる住宅になります。

間取りやデザイン、使う素材、設備などを思うがままに組み合わせ出来るため、理想の家を建てられるという利点があります。

大手ハウスメーカー、工務店、設計事務所等に頼んで建築を進めるのが埼玉県でも方法であり、どれも様々な得意分野を持っているためどこに依頼するかについても大事なポイントになります。


埼玉県で注文住宅を建てる手順とは?

まず行うことは土地を用意することになります。

事前に土地を確保している場合は、その土地に合った家を作る原案を作成していくことになりますが、土地を確保していないときは、希望の土地を手に入れることから始めていきます。

土地を確保する際には立地の他にも周辺環境、地盤の状態、建築基準法などといった法律の制約を考えながら選んでいく事が大切になります。

また、注文住宅の場合は、土地の形や広さなどが設計の自由度の制約となるため、建てたい家にフィットした土地を見つけることが重要です。

土地が決まったら、つづいて建築を依頼する会社を選択します。

埼玉県でもハウスメーカー、工務店や設計事務所のいずれにするかによって、設計の工程や仕上がりが違ってきます。

ハウスメーカーについては、全国に支店を持つ大手の会社が多く、リスクの少ない設計や質の高さが強みになりますが、自由度は少し低くなります。

工務店は地元の会社が中心で、柔軟な対応も可能で費用を抑えられるです。

設計事務所というのは、完全オーダーメイドにこだわりがある方にピッタリですが、施工業者との調整や打ち合わせに時間がかかることもあります。

つづいてデザインや間取りを進めます。

どういった家を目指したいかを詳しく思い浮かべながら、生活スタイルに適した間取りを考案します。

例えば、家族がいるときは収納スペースを考える事が大切ですし、リビングルームを大きくとりたい場合は、壁や柱の取り方や天井までの高さなどにも考える必要があります。

埼玉県でも、最近では在宅仕事の拡大に伴い、仕事スペースを設置する事例も少なくありません。

加えて、耐震性能や断熱性能などというような家の機能についても意識しつつ計画をしていくことが必要になります。


埼玉県の注文住宅の価格や費用の相場は?

注文住宅の価格については建物の大きさ、機能、発注先によってかなり変動してきますが、埼玉県でも、一般的な相場でいうと、木造住宅であれば1坪(約3.3平方メートル)当たり50万〜80万円程度鉄骨造で坪で70万〜100万円程度になります。

たとえば、30坪(約100平方メートル)の住宅のケース、木造住宅の場合で1500万〜2400万円、鉄骨造であれば2100万〜3000万円くらいの費用になります。

さらに追加で、土地代や設計費用、その他の費用(登記費用、税金など)も必要です。

注文住宅の場合は設計のこだわりが強いことにより価格もかかる傾向があります。

そのため、どの部分に費用をかけて、どこを削減するか、事前に予算を明確にしておくことが大切になります。


注文住宅のメリットとは

注文住宅の第一のメリットとは設計の自由度です。

建売住宅というのは間取りや設備があらかじめ準備されているのですが、注文住宅では自分の自由に設計してくれるため、理想に合った家を建築できます。

広いリビングをとりたい、キッチンの使い勝手にこだわりたい、子どもの部屋を成長に合わせて可変できるようにしたいなどの望みをかなえられます。

他のメリットとしては、建物の機能を自分自身で選択できることが挙がってきます。

耐震性や断熱性、省エネ性能などを重視して設計してくれるため、長く快適性を追求して生活できる家を建設できます。

近年は、埼玉県でも、光熱費を削減できるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などといった高性能の家の需要も高いです。

さらに、使用する建築材についても決められるため、自然素材を用いるなどのようなこだわりの住まいを作ることも可能になります。


注文住宅のデメリットとは?

一番大きなデメリットは、価格が高くなる事になります。

分譲住宅とは違って設計の自由度が高くなっているので、希望した仕様によって価格が高くなることがあります。

建設する期間が長くなることもデメリットです。

分譲住宅ならば出来上がった家をそのまま買うことが可能になりますが、注文住宅ではできあがるまでに半年以上かかってくることが埼玉県でもふつうになります。

よって、住み替えの計画を詳細に立てる必要があります。

施工業者との打ち合わせが多い点もポイントです。

間取りや設備等を細かな所まで詰めていく必要かあるため、時間と労力が必要になります。