つわりが起こる時期
妊娠初期には多くの人が、気持ちが悪い、ムカムカするという経験をします。待望の赤ちゃんを授かった結果なのですが、できれば経験はしたくないものです。妊娠初期とは4週から7週前後のことですが、つわりはこのあたりから始まることが多いのです。たいていの人が、病院で検査を受ける時期と重なるでしょう。そして、16週前後まで胎児が育つと、収束し、体調も安定するのです。
つわりは、妊娠にはついて回る症状です。妊娠4ヶ月前後までは、つらい時期となるでしょう。この時期には食の好みが変化するということもあります。今まで食べていたものが食べられなくなったり、好んで食べなかったものが大好きになったりすることもあります。
また、食事をおいしく食べられるということが少ないかもれません。無理に食事のバランスなどを考えて食べる必要はありませんが、食べられるものを少しでも口にするとよいでしょう。この期間は無理に食べることは考えなくても大丈夫です。
つわりは、稀に、出産直前まで続いてしまう場合もあるようです。逆に、まったく経験することなく出産日を迎える人もいます。人それぞれ、状況が違いますので、心配なことがあれば、主治医に相談するとよいでしょう。
安定期に入ると、それまで、ムカムカしたり、おう吐を繰り返したりで、食欲が安定しなかったことが嘘のようにおさまってきます。安定に入ると、食欲が出てきますが、今度は、食べ過ぎに注意が必要になることもあります。また、臨月近くになって胎内の赤ちゃんが大きくなると、今度は胃が圧迫されることによって、食欲が落ちることもあります。なおこれは、つわりとは言いません。