NANDA-I看護診断: 定義と分類 2012-2014

NANDAインターナショナルで承認されている看護診断が納められているハンドブックです。

16項目の新しい看護診断が追加されて11の看護診断が改定されていますし基礎教育の看護診断のアドバイスの方法や電子カルテをどう活用していくのかについても触れられており解説はとてもわかりやすいでしょう。

臨床でレファレンスするのに役立つのはもちろんですが看護診断を勉強するに当たってもとても役に立つ1冊で看護師必須の書ともいえるでしょう。


NANDA-Iの著作物というのは幾度も改定を重ねられて訳本も増えているのが現状です。

患者さんの安全性、レベルの高いケア、エビデンスに基づいたケアに力を入れている国際的な会員組織にとってはいいことでありとても誇りに思えることです。

「NANDA-I看護診断: 定義と分類 2012-2014」の中では新しい看護診断、改定看護診断、削除された看護診断についても触れてますし変更点についても記載されてます。

実践、管理、研究や情報科学、専門教育における看護診断の理解や活用方法についても詳しく記載されているので、診断スキルをアップしたいと思っている看護学生にとっても、現役のナースにとってもぴったりの1冊です。


「NANDA-I看護診断: 定義と分類 2012-2014」の編集はT・ヘザー・ハードマンですが監訳は日本看護診断学会が行っています。

NANDA-Iのオフィシャルブックの最新版として販売されているので、これからの看護に必ず役立つ内容ばかり掲載されている1冊です。

持っていれば必ず役に立つでしょう。


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