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青森県の結婚の手続き完全ガイド|婚姻届の出し方から必要書類・注意点までわかりやすく解説

- 青森県での婚姻届の提出方法と流れ
- 青森県での婚姻届に必要な書類一覧
- 青森県での姓の変更・住民票・マイナンバーの手続き
- 結婚後の手続きで忘れやすいこと
- 青森県の結婚手続きでよくある疑問Q&A
- 手続き前に準備しておきたいチェックリスト
- まとめ|結婚の手続きは事前準備がカギ
青森県での結婚の手続きって何をするの?

青森県で行う結婚の手続きは婚姻届の提出が主な内容
結婚にともなう手続きのうちでもいちばん基本で要になるのが婚姻届の提出になります。
法律上の結婚が成立する瞬間というのは、結婚式を挙げた時でも、両家の顔合わせが終わった時でもありません。
役所へ婚姻届を出して、正式に受理されたときに初めて、夫婦として法的な関係が成立します。
言い換えれば、どんなに長く共に暮らしていても、結婚届を出していなければ法律上の婚姻関係になりません。
結婚に向けての準備はいくつもありますが、この婚姻届の提出こそがまさにすべての始まりになります。
法的な婚姻成立に求められる条件とは何か
結婚届を提出したら、必ず結婚が認められるわけではありません。
法律では結婚に関する要件が定められており、要件を欠いていると、青森県でも婚姻届が不受理となる可能性もあります。
主要な法的条件は以下の通りです。
- 結婚する本人の意思の一致があること
- 現在の配偶者がいないこと
- 法律で定める年齢に達していること(男性・女性ともに18歳以上)
- 親族間の婚姻でないこと
- 自己判断が可能であること(認知機能に障害がある場合は要確認)
以上のように、婚姻は単なる書類提出ではなく、必要な条件を備えてようやく成立する仕組みです。
戸籍内容の変動の影響について
青森県にて婚姻が受理されると、戸籍に変化が生じます。
一般的には新たな戸籍が編成され、筆頭者としては夫か妻のいずれかになります。
どちらの姓を選ぶかにより、筆頭者や戸籍構成に違いが出るため、よく考えて選ぶことが必要です。
たとえば、妻が夫の氏にしたとき、夫が筆頭者になる新たな戸籍が作られます。
逆に、夫が妻の姓を選んだ場合は、妻を筆頭者とした戸籍となります。
いずれかの本籍地をそのまま新しい本籍にするか、別の場所にするかも決定が可能です。
戸籍は、出生・結婚・離婚・死亡などの情報を一生を通じて記載する重要な法律上の書類となります。
後々の手続き(相続・パスポート取得・年金関係など)にも関連するため、本籍の決定や戸籍内容の取り扱いには慎重な判断が求められます。
青森県の婚姻届の手続きと流れ

婚姻届はどこでも出せる?届け出先と窓口の受付時間
婚姻届は、全国すべての市区町村役所で出すことができます。
青森県でなくても、本籍が別の場所でも、住民票のある地域でなくても、提出できます。
例えば旅行先の市役所で結婚届を出すというケースも多いです。
提出先の例
- 現住所の市区町村役所
- 将来の住居地の役所
- 本籍地の役所
さらに、役場の窓口業務外(夜・土日祝など)でも夜間受付で提出可能である市区町村も多く、1日中受付可能な市区町村もあります。
注意点として、平日以外に提出する場合は預かり扱いとなるケースがあるので、法的な受理日が翌営業日になることも。
大切な日に届けたい場合は、あらかじめ役所で確認しておきましょう。
記入の誤りに要注意!婚姻届の書き方ガイド
婚姻届は、青森県だけでなく、全国統一の様式で、自治体の受付やWEBサイトで入手できます。
自治体によっては、オリジナル仕様の婚姻届を用意しているところもあり、記念アイテムとして注目されています。
記入欄の内容は以下のような項目です:
- 当事者の氏名・生年月日・本籍
- 居住地・職業
- 姓の決定(どちらの名字にするか)
- 父母の名前
- 同居を始めた日
- 初婚か再婚か
- 証人記入欄への署名・押印
注意すべき点は、書き間違いやハンコの漏れ、証人欄の不備になります。
その中でも証人欄の不備によって受け付けられないことは青森県でも珍しくありません。
役所に出す前に必ずふたりそろって記載事項を再確認しておきましょう。
提出後の手続きの流れおよび婚姻成立日
婚姻届が受理されると、受理された日が民法上の結婚日すなわち結婚成立日となります。
役所による処理が完了すれば、戸籍記録上も法律で夫婦と認められ、新たな戸籍が作られます
提出時に婚姻届受理証明書をほしい場合は、申請と手数料が必要です。
これらの証明書は、姓の変更手続きやパスポートの更新や各種手続きに使える重要書類ですので、必要な人は忘れずに入手しておきましょう。
青森県での婚姻届に必要な書類

本人確認用書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
青森県での婚姻届け出の際には、本人確認の書類の提示が必須です。
身分証明書の提示がない場合、その場で受理されないこともあります。
次のいずれかの書類を持っていくとよいでしょう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(写真付き)
- パスポート
- 保険証+補足確認書類(公共料金明細など)
どれも期限が切れていない原本提示が必要です。
婚姻届を出す人が一人のみの場合でも、提出者全員分の身分証明書を求められるケースがあるため、二人分を持って行くと確実です。
戸籍謄本が必要になるケースについて
婚姻届の提出先が本籍地以外の役所の場合、戸籍謄本を添付しなければなりません。
提出する自治体で提出者の戸籍内容を確認するためです。
戸籍謄本は、下記の方法で取得可能です:
- 本籍地の市区町村役所の窓口
- コンビニでの取得(要マイナンバーカード)
- 郵送での請求(数日かかる)
注意すべき点としては、戸籍抄本ではなく戸籍謄本(全部事項証明)が必要になるため、間違えて抄本を出さないよう注意が必要です。
証人欄の記入と証人選びのポイント
婚姻届の記入には、青森県でも証人2名による記入と捺印が必要です。
これは、結婚の意志を証明するために定められた法的条件です。
証人として署名する人には以下のような条件があります:
- 成人であること(18歳以上)
- 日本国内の住所が必要(外国人の場合は応相談)
- 親族・知人・同僚などであれば誰でも可
ただし、書き間違いがあると婚姻届が不受理となる可能性もあります。
住所情報や本籍地、名前の表記、押印漏れなど、しっかり確認したうえで依頼しましょう。
外国籍の方との結婚に関する必要書類
外国籍の方と結婚する際は、日本人同士の手続きと違う追加の書類や手続きが必要です。
代表的な例としては下記の書類が必要です。
- 母国発行の婚姻要件証明(大使館・領事館)
- パスポート(外国人側)
- 日本語への翻訳文(必須)
また、外国側にも婚姻を届け出る必要なこともあるため、日本と相手国の制度を調べておくことが重要です。
国によっては日本の結婚を有効とするために追加書類を求めることもあります。
青森県での姓の変更・住民票・マイナンバーの手続き

結婚にともなう名字を変更する届出
婚姻届を提出する際、夫婦のどちらかの名字を選択します。
この結果、戸籍上の名字がが変わる当事者は、以降多数の名義変更を進める必要があります。
法律上、結婚に際して夫婦で別の名字にはできないため、片方の姓に統一しなければなりません。
いったん決めた姓を再び変更することは容易ではないので、慎重に考えて判断しましょう。
住民票を変更する手続きとポイント
結婚したあとに住所が変更になる場合は青森県でも14日以内に住民票の変更届を提出する必要があります。
転入届・転居の届け出・転出の届け出といった、引っ越しの内容に応じて手続き内容が変化します。
特に下記の事項に注意してください:
- 住民票上の氏名に変更があるときは婚姻届が受理された後でないと変更できない
- 世帯主変更の届け出が必要な場合もある
- 転出→転入の順で手続きを行う(転出届には結婚予定の記入欄がある)
マイナンバーカード・健康保険証などに伴う変更
氏名や居住地に変更があった場合、マイナンバーカードや健康保険証や銀行口座および年金手帳など、各種書類の変更を済ませる必要があります。
中でもマイナンバーカードは、住所変更と合わせて変更手続きが必要で顔写真付きの新しいマイナンバーカードが再交付されます。
健康保険は勤務先を通じて手続きすることが多いので、会社の総務課などに確認をとりましょう。
運転免許証や銀行の口座の名義変更もお忘れなく
名字を変えたあとに忘れやすいのが運転免許証や金融機関の口座の名義変更になります。
これらの手続きは本人確認書類として利用されることが多く、速やかに氏名変更の手続きを行っておくことが望ましいです。
利用している銀行により新しい戸籍謄本や住民票の提出が求められることもあるため、結婚後の1週間から2週間以内に手続きをまとめて行うのがよいです。
青森県の結婚手続きでよくある質問(Q&A)

婚姻届はいつから受け付けてもらえる?
結婚の届け出は婚姻するその日から提出可能です。
将来の日付をあらかじめ予約することはできませんが「この日に提出したい」と考えている場合は前もって準備を進めておくと安心です。
届出日が記念日になるケースも多く、話題のぞろ目の日や11月22日(いい夫婦の日)などにあたる日には青森県でも、窓口が混み合う場合もあるので余裕をもって記入・準備しておくとスムーズです。
土日祝や夜間の時間帯でも受け付けてもらえる?
ほとんどの役所では役所が閉庁していても婚姻届の提出を受け付けています。
ただし、休日や夜間は時間外受付窓口での対応になるので、提出したその場で担当者が中身をその場で確認できません。
したがって、正式な受理は次の開庁日となり、婚姻日はあくまで受理された日として記録される点には注意しましょう。
狙った日にしたい場合は青森県でも、平日中の受付時間内に申請するのがベストです。
婚姻届の証人は親以外は不可?
婚姻届に必要な証人として必要な2名は親以外でも問題ありません。
成人していれば、仲の良い友達や職場の同僚や上司など誰でも証人になれます。
注意点として、本名や現住所、本籍などを正確に記載してもらう必要があるので、記入を任せられる相手に依頼するのが無難です。
親を証人にする場合、印鑑の押し方や書き方について前もって説明しておくと無駄なやり直しを防げます。
遠方に住んでいる親からは記入用紙を送ってもらうこともできますが記入ミスに注意しましょう。
婚姻届が受理されないことがあるの?
婚姻届が不受理になる主な理由は記載ミスと提出書類の不足、法律の条件を満たしていない場合になります。
青森県でも、よくあるのは下記のような場合です。
- 証人の印鑑がないまたは間違いがある
- 戸籍謄本を添付していない(本籍以外の役所に出す場合)
- 未成年が結婚する場合で親の同意書がない
- 記入内容が食い違っている(住所や本籍地)
提出が受理されなかったときは自治体から連絡が届き修正を求められます。
指摘されたらできるだけ早く対応し訂正・再提出を行いましょう。
手続き前に準備しておきたいチェックリスト

事前に把握しておきたい内容
婚姻届をスムーズに提出するには、手続きする役所の情報を先に調べておくことが大切です。
特に知っておくとよいのは下記のポイントです。
- 提出先の役所の開庁時間と時間外受付の有無
- 記入例の見本
- 提出に必要な書類一覧(戸籍関係書類や身分証など)
- 結婚で姓が変わったあとに行うべき手続きの順序
役所のホームページや電話で最新版の情報を取得しておくと想定外のトラブルを回避することが可能です。
ふたりで話し合っておく項目とは
婚姻届は共同で出す書類ですが細部の点で考え方の違いがあると混乱を招く可能性もあります。
以下のような点はあらかじめ話し合っておきましょう。
- どちらの姓にするか
- 新居の住所と本籍地の場所
- 住まいの準備と引っ越し予定日
- 各種手続きの役割分担
とくに姓の決定はずっと関わる問題であるため二人の意見を大切にしながら決定するのが重要です。
提出前の最終確認事項
婚姻届の提出直前には、下記をチェックしてください。
- 名前や住所に書き間違いがないか
- 婚姻日の記載が間違いなく書かれているか
- 証人の記入欄が正しく記入・押印されているか
- 添付書類(戸籍謄本・本人確認書類など)が不足なく揃っているか
不備があると届出が不受理となることがあるので、最後の確認を忘れず、可能な限り第三者にも確認してもらうと安心です。
結婚後の手続きで忘れやすいこと

勤務先への報告と扶養手続き
結婚した旨を会社に届け出ることにより扶養に伴う手当や通勤手当の変更、健康保険の変更手続きなどの手続きができるようになります。
各種手続きは会社によって異なるので速やかに人事担当に確認しておきましょう。
なかでも配偶者を扶養に入れる場合は、所得の条件や生計の実態などを確認されるため、証明書類の準備に時間を要する場合もあります。
年金および税金関係の変更手続き
結婚後の税金・年金に関する変更手続きも見落としやすいです。
青森県では、以下のような手続きが必要です。
- 国民年金の第3号被保険者への変更(配偶者の扶養に入る場合)
- 配偶者控除の申請
- 住所・氏名の変更届出(地域の税務署・年金事務所)
これらの手続きは税額と将来の年金額に関与してくるため、早めに届け出ましょう。
パスポートの内容修正
海外へ行く計画がある場合にはパスポートの氏名変更も必要になります。
結婚を機に姓が変わったときは下記のいずれかの手段で手続きを行います。
- 記載事項変更旅券を取得(残りの有効期間が長い場合)
- 新たにパスポートを申請(残りの有効期間が少ないとき)
航空券の予約とパスポートの名前が異なる場合は搭乗拒否となる可能性があるため、結婚後に旅行で海外を予定している人は慎重な対応が必要です。
まとめ|結婚の手続きは事前準備が大事

婚姻に関わる手続きは単なる形式的な作業ではなく、これからのふたりの人生を法的にスタートさせる大事な節目になります。
婚姻届を提出するだけと考えがちですがその前後に必要な書類や手続きは青森県でも意外と多く、事前準備が甘いと手続きのやり直しになることもあります。
特に姓の変更による影響は住民票や運転免許証やマイナンバーカード、預金口座、健康保険や勤務先など幅広く、一度にすべてを済ませるのは大変です。
計画的に進めて、少しずつ手続きを一歩ずつ進めましょう。
ふたりの新生活のスタートを気持ちよく迎えるためにも、この記事を見直しリストとして使いながら、ぬかりなく備えていきましょう。
















