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塩竈市の住宅確保給付金 住居の家賃補助がもらえる条件と金額と対象者とは



塩竈市の住宅確保給付金 住居の家賃補助がもらえる条件と金額と対象者とは？

塩竈市の住居確保給付金というのは、生活が困窮することで、住居を失くしてしまいそうな人に家賃に相当する額を支給する仕組みです。

この制度は生活困窮者自立支援法をベースに、地方自治体が窓口となって実施しています。

当初はリーマンショック後の2009年に「住宅手当緊急特別措置」として創設されましたが、一層制度が改良されて、現在の形になりました。

おもに失業や廃業等にて収入が途絶えたり、減少して家賃の支払いが困難になった方が対象です。

特に、コロナ禍の際には収入が激減してしまった方が多く、制度の利用者についても増えました。

住む場所を持つことは、生活の安定につながるので、塩竈市のこの制度というのは経済的に厳しい状況にある人にとって多大なサポートになってきます。



塩竈市の住宅確保給付金の手続きの流れ

塩竈市の住宅確保給付金の手続きの流れとしては、第一に自治体の窓口に相談し、申請書類を提出していきます。

申請には本人確認書類や収入や預金の状況がわかる書類、家賃についての書類などが必要になります。

自治体によっては、手続きの時にハローワークへの登録を求める場合もあります。

その後書類審査に入って、問題なければ受給決定となります。

支払いは基本的に申請者ではなく、大家さんに直に払い込まれます。

そういうわけで、給付金を家賃以外のものには利用できません。

受給している間は、定期的に求職についての報告をします。

報告を怠ると塩竈市でも支払いが停止になってしまうこともあるので気をつけましょう。

また、経済面で上向きになった時は、早めに自治体に伝えなければなりません。

報告をしないでいたり、うその報告をした時は、不正受給となって、後から返還の義務を負うことになります。



塩竈市の住宅確保給付金を受給するための条件

塩竈市の住宅確保給付金の制度を利用するにはいくつかの条件が必要です。

収入についての条件

最近の世帯月収が「市町村民税の均等割で非課税の額の12分の1」に「定められた家賃上限額」を加えた金額より少ないことが必要になります。

この金額を超えてしまうと支払い対象から外されます。

収入が減少したのが直近の出来事であること

単に収入が少ないことの他にも、収入の減少で生活が厳しくなったのが直近のことであるということが不可欠です。

失業や廃業や収入の減少後二年以内で、住居を失くしそうな状況になっていることが必要になります。

貯蓄金額についての条件

世帯における貯蓄の金額にも基準が設けられていて決められた金額以上の貯蓄がある方は支給の対象外になります。

つまり、塩竈市でも、蓄えをしている人は、まずはそれを用いるのが順序になります。

働く意思を持っていること

就活をする意思があることも求められます。

支給を受けるためには、ハローワークなどで、すすんで求職活動をすることが不可欠です。

塩竈市の住居確保給付金の制度はただの家賃補助にとどまらず、自立するための制度になっています。。

申請する人が世帯にて主たる生計維持者である

申請する人が世帯の主たる生計維持者であることが必要です。

即ち、家族の中で主に収入をもらっている方が申請者にならなければなりません。



塩竈市の住宅確保給付金の金額

塩竈市の住宅確保給付金として受け取れる金額は、家族の人数や地域で異なります。

家賃が高い地区は上限額も高いです。

単身世帯であればおおよそ4万円から5万円ほど、家族の世帯ならば約6万円から7万円ほどが支給される上限になることが多くなっています。

受給期間は原則として三か月ですが、延長することも可能です。

延長は二回までできて、最長9か月間のもらうことができます。

延長の際には、就活を行っていることや、収入などの要件を満たしていることが確認されます。

一度支給を受けたからといって、すべての方が延長可能というわけではありません。



塩竈市の住宅確保給付金の対象となる人

住居確保給付金というのは、生活が困難になったときに住居を保持するための役立つ仕組みになりますが、塩竈市でも、必ず対象になるわけではありません。

申請の時点で規定以上の貯蓄がある時は対象外となります。

また、持ち家がある方は除外されて、賃貸住宅であることが条件になります。

つまり持ち家の住宅ローンの影響で生活が困窮した人には適用されません。

職を探す意思がない方も対象外となるため、年金収入だけで生計を維持している高齢者についても対象にならないケースが多くなっています。

塩竈市の住居確保給付金は就職する気持ちがありながらも経済的に厳しい人を支援するための仕組みです。